ギリギリの、“ハセツネ”へのちょっとした疑問

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DNSでも、DNFでもなく…。
いろいろ考えた結果、今年の『ハセツネ』は出ないことにしました。
私はこのレース、コースやレギュレーション、大会趣旨も含めて好きです(軽~いマゾですから)。
でも、やっぱり何か引っ掛かるのです。

なぜ、参加したい人間が参加枠いっぱいまで増えているのに、エントリーフィーが5000円も上がったのでしょう?
どこにもその理由の記載はありません(あるのかも?)。
記念Tシャツは完走者のみ。参加賞的なオマケもない(今年はあるかも…笑)。
それでレース中の事故やけがの保険は各自で入れという…。

同じように考えている人、決して少なくないと思います。

単純に、1人1万5千円×2千人なので、参加費だけで3千万円(→30,000,000円)。そこにスポンサー料が加わり、はっきりした額は分かりませんが、このレースの運営にはいくらかかるのでしょうか? 
分かりません。

もし、2000人のインパクトで荒れた登山道の修復に費用がかさむのなら、少しずつでも毎年コースを変えるようにすればいいし、それこそ定員を減らすとか、開催を2年に1回とかにしてしまえばいいと思います。

エントリーの方法も、インターネットを使える環境にない人には不公平な設定ですし、エントリー開始が平日の午前中というのも“?”です。

去年のことを考えると(しかも今年は枠は半分)、その時間は仕事をサボれということなのでしょうか。

公平さを考えるなら、純粋な“抽選”にした方がよっぽど気持ちいいですよね。

今年行われた“予選”みたいなことにも疑問があります。

関東に住んでいる人ならまだマシでしょうが、10月の“本戦”に出る切符を手にするために、高い交通費を払ってわざわざ東京の山奥に行かなければならない…というのもどうかと思います。

遠方からの参加だと、交通費以外にも毎回、食費や宿泊費などがかかります。
それに2回分のエントリーフィーも含めると、かなりの高額になります。

だったら、「山のぼりの資金に回した方がいい」、とか考えてしまうのも自然です。


これでは絶対“門戸”を狭めています。


『ヒマラヤを目指す若いクライマーのトレーニング』として位置づけられていたハズなのに、
なんだか「“ハセツネ”に出たかったら、もっと金出せ!」的になっていっているように感じてしまうのは、私だけ?


去年、“トレイルランナー”で賑わうスタート地点に、30L前後のバックパックにトレッキングシューズといういでたちの方が何人かいました。

流行のトレランファッションの中では目立っていましたが、そのマインドには、素直に「カッコイイ」と感じました。


『ヒマラヤでは、 ファイナルキャンプから頂上へアタックし、再びファイナルキャンプへ戻るとき、昼夜を問わず歩き続けることがあります』…ですよね。

そういう意味では、「悪い!」とまでは思いませんが、セミプロみたいな“ランナー”も参加して、どんどんスピードレース化することを良しとするところにも違和感があります。

むしろ、たとえば上位30位とか、10時間以下完走とか、または故長谷川恒夫さんが走り切ったタイム以内にゴールできた者には、『Authority of ハセツネ』みたいなステイタスを授与して、3年くらい(または“年代”が変わるまで)参加を辞退してもらったりするとか、前年の順位に応じてあえて必要装備以外の重量を背負ってもらうとか…した方が、このレースの元々の趣旨には適っているのでは? とか思います。

「オレ、来年までは出られないんだ」とか、「あの人プラス10kgでも10時間切ったよ!」って、なんかカッコよくないですか? …微妙。

そうだ! 山には、“速くはないケド強い人”っていますよね。
そういう人のために、“何kg背負ったか”というのも順位の判断基準にしてみたらどうでしょう。
で、1kg=-○分とかいうポイント制みたいなものを導入する…とか。
あ、複雑になるだけですね。…ボツ。


トレイルランのレースは他にもたくさんあります。

純粋に、“トレイル”を誰がイチバン速く走れるか? というだけのレースであれば、いっそのこと『長谷川恒夫』の名前はなくしてしまって、『東京山岳スピードレース』みたいに名前を変えた方がいい。

それに
『日本山岳耐久』なら、東京にこだわる必要もないハズです。

各県など、山岳連盟どうしが連携して全国規模で、各地の廃れつつある登山道やトレイルで開催して、参加人数のインパクトを逆利用して“道”を再生させる的な方法もアリではないかと…(人集まるかな)。
でも公募すれば、手をあげる市町村も出てくるのではないでしょうか? 
かなり町おこしにもなるでしょうし…。

だんだんおかしなことを書き始めています…。

もうやめます。

あ、今の“ハセツネ”を否定しているつもりは全くありません。素朴な疑問から派生したタワゴトです。


私は“山ノボラー”サイドから“ハセツネ”に出合ったので、どんどん“ランナー”サイドに傾倒していくことに少し違和感を覚えたのだと思います。

ひと晩かけて走り(歩き)切り、フィニッシュゲートで手にする完走Tと賞(証)状は、マジたまりませんから!

でも、トレイルランの流行で、それに便乗迎合するように“長谷川恒夫CUP”がカタチを変えてしまうようなら、それはなんか残念ですね…。


何はともあれ、いよいよ明日、エントリー開始です。
今年はいったい何時間で、もしかしたら何分で、『満員御礼』、『定員締め切り』となってしまうのか…。
楽しみです!


賛否かかわらず、コメント、お待ちしています!


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この記事へのコメント

地理
2009年06月02日 13:20
お主の意見に賛成。
去年、参加した話聞いてスゲー…やりてぇって思ったけど、調べてると同じ疑問が沸いててん。
山は走って登る体力よりも、装備担いで状況判断しながら登る体力が必要やし…
まっ、山岳救助の一つでかったバイク訓練がエンデューロレースになったのと同じなんかな。

まっハセツネを走り(歩き)きれるんは、いづれにせよ凄いが…
ΩΩ
2009年06月02日 13:54
地理さん
コメント待ってました!
お疲れやったな。
しばらく山のぼりもキャンプも易々とは行けないだろうけど、いつでもどこでへも、待ってるで~。
…にしても、ハセツネ応募締切2時間! というのには驚いた。来年出ようか(笑)?
runoah119
2009年06月03日 22:26
  初めまして、こんばんわ アチキのブログに、トラックバックが貼られていたので、記事を読みに来ました。アチキは決して速いランナーでも、トレイルランニング好きな人間ではありませんハセツネは、5年前から出場し、砂漠レースでのオーバーナイトステージを想定して、アチキなりに楽しんでレースに出場していました今年のハセツネにも出場したかったのですが、出場するための方法が変わり、予備レースに出場すると・・保険に入ると何かもあり、PCに不慣れなアチキにとってはマイナスです 10月にエジプトでのレースに出場するので休みの調整を最後まで図っていたのですが、残念ながら今年はエントリーしませんでしたまた機会があれば、ハセツネに出場してみたいのですが、今まで通りの手続きで、郵便局でも振込み郵送でエントリーができる体制に戻していただければ嬉しいです。また、貴殿が言われるように、レースに出場される方の抽選は公平だと思います
ΩΩ
2009年06月03日 22:55
runoah119さん
ありがとうございます。
今回のトラバは私もよく分かりません(私もPC不得手)ですが、いつでも貼ってください。
ハセツネ4回出場というのは(心が)すごいですね。
でも、“昔の良かった頃(ある意味)”をよくご存じなんですね。うらやましいです。
実は、“ハセツネ”絡みでブログ読ませていただいていました。
「もっと分かりやすく、公平に!」というのが、正直に、今“ハセツネ”に求められていることなのでしょうね。
“砂漠のレース”応援します。事故なく、ケガなく、大いに楽しんでください!!

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