ストックの先っちょ

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今では、両足の次に行動に必要なエレメントになっているストック。
10数年以上使い続けて、ついに激しく消耗した先端部を交換することにした。

“ヨツアシ(四ッ脚)山のぼらー”にとって、ストックはとても重要な第2の足(手で持ってるから前脚か?)だ。
もっともストックを持っていなかったら“四ッ脚”にはならないのだが…。

山に登っていなかった時期にも、バスケットをはずして釣りの時の渡渉なんかに使っていたから、全身キズだらけ。

特に下半身、先端部付近は川底の石や岩なんかにゴリゴリやられて、けっこう深いキズが付いていたりする。

いつ深い傷のうちのどれかから、「ポキッ!」と「あっ!」といくかもしれない不安感はあるにはあるが、逆にそんな数々のキズやヘコミにドップリ愛着があるのも確か。

山のぼりを再開する時に、それまであまりにも乱暴乱雑に扱ってきたので、「さすがに、これは消耗しているだろう」と思ってジョイントプラグ(長さを調節する時に、クルクル回すとチューブの中で口が広がったり閉じたりしてチューブを固定する赤いパーツ…長っ! もうやめます)を4コ買っていたのだが、驚いたことに、分解の時に引っこ抜くと、まだ圧力が抜ける“ポムッ”とか“シュポッ”とか音がする!
確かにこれも消耗品なのだが、まだまだ不完全消耗のパーツを換えてやるわけには断じていかない!! 

しっかりオイル洗浄→脱脂して、気持ち程度に表面保護のオイルコートなんかしてあげて再組み立て。
見た目はボロいけど基本性能はしっかり維持!! 
パーツ交換なしで再使用をはじめた。
このあたりさすが“LEKI”だと褒めてあげよう(聞こえていたら、寿命は伸びるハズ…本当か?)。

山のぼり再開の翌春、雪山に行くことになった。
昔は自分の中で、「夏はストック、冬はピッケル」って感じだったので、雪山にストックを持っていくのは初めてだった。

正直いうとこの頃、ストックの使用頻度といい、行動時に占める重要度が大きくなっている(つまり、体力がないってこと)のに気がついて、買い替えを(コッソリ)考えていた。
しかしすでに、ブーツに合わせたアイゼンや、消耗するグラブを新調したりしていて、現実的にそんな余裕はまったくなかった。

そこで、ドレスアップパーツ気分で、「雪山にはデッカいバスケットだろっ」とツアーリングバスケットなる、ノーマルの3倍はある大きさのバスケットを着けてみた。
で、ん!? なんか見た目バランス悪い…。

とか思ったことも忘れた夏、昔はなかった先端に付けるラバーキャップ(BDのは“ティッププロテクター”とかいう名前がついているが、むしろ“トレイル”プロテクターでは?)を突き破ってしまうほど、狂ったように山のぼりに没頭し、消耗は加速化した。

ちなみに、このストックを手に入れた時に付いていたのは、純粋な先端保護キャップで、これを付けたままガシガシ地面を蹴り付けるようにはデザインされていなかった。

長い前置きになってしまったが、ここからが本論。

写真はストックの先っちょパーツ(LEKIでいうフレックスチップ)のさらに先端。
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左が新品(すでに4山行ほど使用してはいるが)、右が10数年モノ(明らかに丸く砲弾型になっている)。

新品がこんなにエッジが立っていたとは…。それより先端のバイト(チップ?)の摩耗は驚くほど微々。そうとう硬い金属が使われているのだろう。
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ショップの“LEKI交換パーツ専門コーナー(実存しない、イヤあるかも!)”で、「そろそろ先っちょ、交換だな」とか思って見ていると、恐らく旧パッケージに入った(売れ残り?)妙に長い先っちょ(L)を発見した。

「あっ、コレだ!!」と直感したのが、ツアーリングバスケットを付けた時に感じた「(デザイン的な)バランスの悪さ」だった。
一目瞭然なので、以下の写真に留めるが、何か言いたくもあるのだけれど、やっぱり一目瞭然なのである。

いや、やっぱり言っとこう。どうせ私見なんだから! 
寸詰まりで、カッチョ悪い!! (ただし、今のところ自分のレベルでは、機能的な問題は何もない。見た目だけ)
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それからショップの店員に、交換の仕方なんかを聞いて家に帰ってさっそく付け替え作業。

ところが、店員の言った通りにやってみても、先っちょのくせにガンとして抜けない!!

そりゃそうだ、10何年もゴンゴン地面を衝いて押し込められ続けられてきのだから、一体化していてもおかしくない。
何せ下りでは、体重+荷重+αの力が長時間加わっていたのだし(使い方によります)。

ふたたびショップに赴き、オフレコの交換手順および具体策を、かの店員から学び、即直帰!

だが、抜けない!!
「ウソツキ!!」とか親切に教えてくれた店員を罵りながら(だから、よけい抜けなかったのダ)最終手段。
『力(ちから)ワザ』にでた。それでようやく先っちょは抜けた。

交換してみてふと思ったのが、「短いほうの先っちょ(M)って必要なの!?」ということ。
長い先っちょを付けたまま、ノーマルの『トレッキングバスケット』を付けても、見た目も機能も何の問題もない。

ノーマルバスケットは、先端部が滑ってしまった時の不安定な保険みたいなもの(しかしあの樹脂は強い!!)で、釣りの時(水中以外も含)に酷使した経験上、バスケットなしでもストックとしては充分機能してしていた。

先っちょが2cmほど長くなったせいで(というほどのことでもない)、もともとストックに付けられた目盛に誤差が生じているが(擦れて目盛すら消えかけているくせに)、削られ疲弊していきながら、それでも徐々にバージョンアップしていく『マイストック』に、より深い偏愛の念を感じるのであった(今回は書きすぎました、反省)。

最後に、用語(商品名)がチンプンカンプンだった人のために…。
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ちなみに、先端に付けるラバーキャップは、ブラックダイヤモンド(=黒ダイヤ)製も使用可(グリップもいい)。激消耗品なので、LEKI純正は高すぎます。まともに使えば1シーズンもちません。

今回も「だからどうした」ネタでした。


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